録画した動画などを、閲覧/保存しやすいように変換したり編集したりする時の話し。 というか、こと編集/再圧縮となると情報が極端に少ないので、 手探りで色々試したメモ。まだまだ謎だらけ。
aviないしmpeg2でキャプチャーした動画を、編集/再圧縮してavi(ffmpeg mpeg4)で 保存する事を目的として書いています。(音声はlame mp3を想定しています)
フリーの動画編集ツール(GUI)としては、
avidemux
Video maid
Cinelerra
LVE(Linux Video Editor)
なんかがあるみたいです。
mpegとaviと両方扱えるのはavidemuxだけっぽいです。
CinelerraとLVEはsrc.rpmかspecfileが供給されるようになったら試してみたい。
コマンドラインから変換などをするツールとしては、
MPlayerに含まれるMEncoder
transcode
あたりでしょうか。avidemux2もコマンドラインで動作させることが出来ます。
余分な所をカットしたり再圧縮したりというのが主な用途なので、 ここんとこメインで使っているのは mencoder と avidemux の組合せです。
website: avidemux (source forge)
導入に関しては http://shino.pos.to/linux/avidemux.htmlの方が詳しいです。 今はVine-2.6向けだそうですが、VineSeed仕様にすれば2.x系も似た手順で インストール出来ると思います。
直感的に操作出来る編集ツールです。
が、そのせいか、マニュアルがいい加減なのしかないです。
mpeg2ファイルを開く場合は、indexを作るかと聞かれた後に audio codecを 選択しろと出てくるので、DVDから編集するのであればたぶんAC3を、 アナログキャプチャー物ならmpeg audioを選べば良いと思います。 わからなかったら、scan audioを押せば検出してくれます。
audio codecでuncompressedにすると、元のファイルの音声がそのまま 保存されるようで、pcmになるわけではないようです。
解かってる範囲で少し。
V Filter/A filter共にV Process/A ProcessのボタンをONにしておかないと、 保存時に設定したfilterが有効とならないばかりか、 V Codec/A Codec の設定も反映されないのに注意。
| Main | |
| Encoding type: two pass | 圧縮時間よりも保存品質を優先するなら、これを選ぶ事になると思います。 |
| target size(MBytes) | 出来上がり時のおおまかなファイルサイズを指定します(音声別?) |
| Quantization | |
| Macroblock decision | defaultは 2: Rate distortion 。 なんとなく 1: Fewest bits(vhq) にしている。 |
| Trellis quantization | これをチェックして何が変わるのかわからなかった... |
| Ratecontorol | |
| Filesize tolerance | 実際に保存してみた感じで、瞬間最大bpsっぽい気がするけど、 書いてある事からすると違う気がする... |
video filterはこれが良いという方法は無いので、 気に入るまで何度も試行することになるでしょう。 filterを通す順番で効果が変わります。
CMカットなどが済んだら、edit→save editlistで.edlファイルとして
保存するのが吉。再エンコードして気に入らなかったら、後日元のファイルから
やりなおさずに済みます。
また、この.edlファイルが有れば、コマンドラインから再エンコードさせる
事が出来るので、手作業でやりなおす手間が省けます。
avidemux2 --helpで、たぶんオプション一覧が出てくると思います。
おおよそ
avidemux2 --load hogehoge.edl --video-process --save hogehoge.avi --quit
こんな感じでやればいいみたいです。
以下、自分なりに各フィルタの感想(?)です。
| VFilter | |
| Crop | 画面の余分な部分をカットするフィルタ。 cropで指定する数字は、何故か偶数にしないと絵が化けます。 |
| Resize | サイズを指定する他に、アンチエイリアス(?)の方法を指定します。 Bilinear,Bicubic,Lanczos3の順に時間がかかる模様。 16 round up というチェックボックスの意味は不明。 |
| MPlayer Resize | Resizeとの違いがわからず。 |
| Mplayer ivtc | 運が良ければスムーズな24fps動画が出来るフィルタ。大抵カクカクになる...。 |
| Deinterlace | アナログで録った場合はほぼ必須。数値を変えても違いが良くわからず。 aviでキャプチャした時は問題無いが、mpeg2だとこれをかけても横スジ(?) が残るのが難点。 |
| Lavcodec Deinterlacer | Deinterlaceフィルタで縞が残っちゃう場合は使うといいかも。 しかし、画像がなんとなくギザギザになる。 |
| Kernel Deint | 2.0.22から追加。 DeinterlaceとLavcodec Deinterlacerのいいとこ取りみたいな感じ。 動く時にギザギザ感が強くなるのはLavcodec deinterlacerと同じ欠点。 |
| Sharpen | ほとんど気安めみたいなもんです。 |
| Median | 使うとボケちゃいます。どうしてもノイズが取れない時の最終手段。 |
| Median(5x5) | Median(5x5)よりさらにボケちゃいます。 |
| Gaussian smooth | Medianよりさらに激しくボケます。 |
| Flux Smooth | あまりきつく掛けると、変な映り込みみたいなのが現れるのに注意。 |
| Temporal Cleaner | あまりきつく掛けると、変な映り込みみたいなのが現れるのに注意。 |
| MPlayer HQDenoise3D | 数値を大幅に変化させてもわかりにくいが、 掛けて置いた方が確実に良くなる。 |
| MPlayer Denoise3D | avidemuxのwebsiteによると、MPlayer HQDenoise3Dの方が僅かに優秀だが、 こっちの方が速いからお薦めって書いてある。 |
| force postprocess | 何でしょう?これ? |
| Soften | Medianを使うよりはいいかも。 |
うちの場合mpeg2で取り込むとavidemux2だけの編集では今一つなので、
いったんmencoderで調整してからavidemux2でCMカットをして
ffmpeg mpeg4の2-pass保存をするようにしています。
mencoder hogehoge.mpg \
-oac mp3lame -lameopts mode=0:cbr:br=128 -af volume=-10 \
-ovc lavc -lavcopts vcodec=huffyuv:vstrict=-1 \
-vf detc=dr=1,crop=708:468:8:8,scale=640:480,pp=de/lb/tn \
-ofps 23.976 -o hogehoge.avi
上の例では、音量調整(-10db)、cropping、resize、
deinterlaceなどを行ってhuffyuvにしています。
30分でおよそ10GB程度のファイルが出来上がります。
音声はmp3で再圧縮してしまっていますが、-oac pcmにすると
途中から音が駄目になってしまうので、avidemux2でuncompressed audio
にして保存します。
pp(post process filter)はとりあえずな感じで、
これだけだとゴーストが残ったままだったりします。
もっと良い組合せがあるかもしれません。
mencoderはキャプチャも変換も書式が似てるので、
慣れると簡単になってきます。
基本的な書式は、
下は、拾って来たrealmediaファイルを変換する時の例です。
mencoder hogehoge.rm \
-oac mp3lame -lameopts mode=0 \
-ovc lavc -lavcopts vcodec=mpeg4 \
-o hogehoge.avi
-af / -vf は -ovc / -oac が copy の時は効きません。
vcodecのvbitrateを指定しないとデフォルトの800kbpsになります。
2-passにしようとすると、うちの場合segmentation faultして失敗します...
ちゃんと出来るなら、avidemux2でhuffyuv(可逆圧縮らしい)で保存して、
こっちで保存するのに....
録画したmpeg2ファイルを 映像 → huffyuv / 音声 → pcm にしてから、
別のソフトで加工する場合の例。
mencoder hoehoe.mpg \
-ovc lavc -lavcopts vcodec=huffyuv:vstrict=-1 \
-oac pcm \
-vf crop=708:468:6:6,scale=640:480,pp=de/lb/tn \
-af volume=-5dB \
-o hoehoe.avi
-oac pcm の場合は -af も有効になります。
croppingはアバウトにやっているので、自分の環境に合うように調整しましょう。
-vf で 640x480 にして deinterlace と temporal noise reducer を掛けています。
他のソフトでcroppingしたりフィルタを掛けるなら、-vfや-afの部分は削って下さい。
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